コートの仲間第17号 広大ニュース


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半期を振り返って
3年 池田 啓介
 6月に西日本インカレが終わり、四年生から私達平成16年度入学生が幹部を引き継ぎました。今になって考えると私達の学年は、チームを引っ張っていかなければならない幹部という立場に対しての考え方が、少し甘かったように思います。私達は目標を持って取り組めば、必ず結果が後からついてくるという考え方を持っていました。しかし実際には考えたことがうまくいくことは少なく、そのたびにあたまを悩ませることがよくありました。
 夏の練習では少人数で上位のチームと戦い抜く体力をつける練習を心掛け、私達が入学してからあまり全体として行われることがなかった筋力トレーニングや1日練習を取り入れました。しかし漠然とした目標しか与えなかったことや、トレーニングの時間を考えていたほど確保できなかったことなど色々な問題点を抱え、期待した成果が十分に得られたとは言えない状況でした。
 秋季リーグや県インカレでは十分に満足のできる内容の試合をすることができず、練習の時から表面化していた、集中力や一つのチームとしての結束力の欠如が大きな問題となりました。このような状態で全日本インカレを迎えることになってもよい成績を収めることはできないと考え、全日本インカレの一週間程前に部員全員でミーティングをしました。このミーティングはチームのなかでの個人の在り方を見つめなおし、インカレに向けての意識を統一するよい機会になったように思います。その後の練習では部員一同誠心誠意練習に取り組み、四年生の学生バレー最後の大会となる全日本インカレで一勝でも多く挙げ、広大のバレーを全国の舞台で思う存分展開するという目標を掲げ、大会に臨みました。その成果として、今期最高と評価のできる広大らしい躍動感溢れる試合をすることができ、ベスト16という結果も誇らしく思っております。四年生の方々が引退された今感じることは、これまでチームを支えてくださったことに対する感謝の念と、これからは私達がチームの柱になっていかなければならないという強い責任感です。
 幸い私達の学年は5人おり、人数に恵まれています。幹部全員が力を合わせることでチームをよい方向へと導いていけると信じています。また、OBの方々やその他広大バレー部を支えてくださる皆様がおられるという恵まれた環境に、部員一同大変感謝しています。自分達のためにバレーをするだけではなく、これからも多くの方々に愛されるような広大バレー部を目指していきたいと思っています。現役生の横顔を少しでも知っていただきたいという想いも込めて、今期から試合会場に足を運んでくださった方々に部員紹介の紙をお渡ししておりますので、これをきっかけに少しでも多くの方々に試合会場に足を運んでいただければ幸いです。至らないところも多々あるとは思いますが、今後とも御指導、御鞭撻の程、宜しくお願い致します。

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