先日のワールドカップ女子名古屋大会の期間中、本県支部長の太田博道先生(23 期:県立守山高校校長)より突然お電話をいただきました。同窓会誌への原稿依頼でした。後輩たちに任せようかとも思いましたが、せっかく支部長直々からお話をいただきましたので私の近況をご報告致します。
早いもので、私も教員に採用されて10 年目を迎えました。昨年度より3校目の県立三好高校にて勤務しております。(周りの先生方からは、「お前、前の高校で何か悪いことでもしたのか?」と言われるほど早い転勤。)本校は、県下で唯一スポーツ科学科を併設した高校です。体育科の先生方は管理職の先生も含めて17
名。どの先生方も指導者としては県下で有名な方々ばかりです。逆に私は現役時代はもちろん、指導者としてもたいした実績も上げておりません。今日まで右往左往しながら過ごしてきました。前任校では部員も足らず、大会では専ら審判員として活動することが多かった私でした。それが現在、部員20
名以上、スタッフ2名もいる女子バレー部の顧問として休みなく活動することになり、環境が180°変わりました。我が三好高校女子バレー部は歴史が浅いのですが、この数年のうちに力をつけ、私が赴任する前の年には県ベスト4に入るまでになりました。(残念ながら私が監督になってからはベスト8止まり。)今度の新人戦や総体予選では何とか上位を狙おうと躍起になっています。
今年の8月末にうれしいことがありました。体育学科・スポーツコースでは女子バレーボールの全国大会が毎年実施されています。本校もその大会に運良く参加させていただくことが出来ました。全国大会に出場しているチームも参加しており、福岡の北九州高校に敗れはしたものの、生徒たちには良い経験をさせることが出来ました。大会には広大バレー部ご出身の織本昌朗先輩(36
期:岡山)と小西朋行先輩(40 期:大阪)の高校も参加していました。織本先輩はA級審判員の先輩としてもお世話になっていますし、小西先輩は私が大学時代初めての練習で対人レシーブをさせていただいた先輩です。(対人レシーブ中に足がつってしまったのを思い出してしまいました…。)夜の懇親会では各校の近況をお伺いし、楽しい一時を過ごすことが出来ました。
また、審判員の活動でも諸先輩方にご指導いただいています。アテネ五輪男子決勝主審を務められた伊藤博之先輩(22 期:大阪)や田野昭彦先輩(32
期:大阪)には国際審判員を目指す私のスクールの講師としてお世話になりました。英語のルールブックの音読をしどろもどろな読み方にも関わらず丁寧にご指導いただいたり、審判法を見ていただく機会がありました。ワールドカップ名古屋大会では、田野敏彦先輩(35
期:大阪)がレフリーとしてお見えになりました。本当にいつも心強く感じています。ありがとうございます。
また我が県の若手では、青木利枝さん(47 期)が今大会のラインジャッジとして、TVに映る位置で頑張ってくれました。古橋孝将君(46 期)は競技役員として、なくてはならない存在としても活躍してくれています。本県諸先輩方も太田支部長先生を始め、お元気にご活躍されています。愛知は元気ですよ!! |