コートの仲間第18号 広大ニュース


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バレーボール協会表彰を受けて
9期 西村 清巳
表彰状  西村 清巳 殿
あなたは幾星霜の長きに亘り溢れる愛情と情熱をもってバレーボール界の普及発展と強化に盡くされ協会運営の重鎮として活躍し今日の隆昌の礎を築きあげられました又斯界が国際的地位の向上をみたことはこれひとえに貴殿の功績の賜物でありますここに財団法人日本バレーボール協会は表彰状を贈りその労苦の一端に酬いるとともに我が協会史に永くその名をとどめ不滅の栄誉を心から顕彰申し上げます
平成十八年六月三十日 財団法人日本バレーボール協会 会長 立木 正夫

 昨年の夏のことですが、ご覧のような身に余る栄誉をいただきました。自分のやってきたことの貧弱なることを思えば、いただくべきではなかったと思うことしきりです。
 中国学連の皆様に心から御礼申し上げます。すでに過去の人になっておりますれば、この恩に報いることも出来ません。陰ながら応援していきたいと思います。バレーボールに携わる皆さんが立派な社会人に成長してくれることをひたすら祈念しています。バレーボール協会表彰に関わる報告はここまでにして、日々バレーボールを通して人格を磨いておられる皆さんに、練習に対する思いを少し。

@体力
 男子も女子もオリンピック出場が危うくなっている今、技術以前の問題だなと思うことしきりです。子どもの時から、故障しない体力づくりに真剣に取り組まないといけないと思います。技術習得以前の問題です。試合に勝つことより重い問題です。もちろん現在トップの選手も、中学生から大学生まで全バレーボール愛好者も、体力づくりにウエイトをかけなければいけないと思います。怪我をしない体づくり、技を支える体力づくりにもっと時間を割いてほしいと思います。強い技、高い技、速い技、正確な技を支える体力づくりが、技以前に位置づくことは誰にでも理解出来ると思います。
 体力づくりを実際に練習メニューにするには、意識レベルによって変わってくると思いますが、軽んじてはいけないと思います。そして体力づくりは、個人的レベルのことが多いのです。人知れず生活化して励むことも必要になってきます。皆と一緒でなくても出来ます。一緒にトレーニングをしていても、意識の持ち方によって効果は違うものです。一人一人が強い意識と自覚を持って取り組んでほしいと思います。

A人格
 人生観や目的意識、人間性が競技の成果や質を左右するとすれば、スポーツマンの人格はおろそかに出来ません。良いものを見極める感性、世界の動き、日本の動きを捉える常識も持たなければならないと思います。新聞を読むこと、良い図書を読むこと、授業にきちんと出ることを生活習慣にしてほしいと思います。
 チーム名を背負って大会に出る以上、チーム名に恥じない常識と人格を身につけてほしいと思います。朝食を食べる子どもの成績が良いというのは、食事も勉強も同じ生活習慣であるということだと思います。強い意識で良い生活習慣を維持出来るようにしてほしいと思います。老人の戯言でした。若者に幸あれ。

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