この一年は、私にとってたくさんのことを学び経験出来る一年となりました。大学と高校とではスタイルが全然違うということは分かっていましたが、練習に参加した当初は、早く周囲の環境に合わせて馴染まないといけないと焦っていました。しかし、先輩方の話を聞いたりプレーを見ていく中で、最終的な目標は皆同じであって、勝つためのやり方が少し違うだけなので、自分は自分のスタイルを作っていけば良いのだと思いました。それに、広大バレー部は自分たちで指摘し合い、練習メニューも自分たちで試行錯誤しながら考えているので、その環境がすごく新鮮でした。自分の考えの幅も広がって、今思うと高校の時はどこかやらされている感じがあったので、勝ちたい時に勝てることが出来なかったのかなと思いました。とは言うものの、西日で優勝を目標にして練習をしてきましたが、ベスト8という結果で終わり、“勝つことの難しさ”を改めて感じました。
また、私にとっての大きな経験は膝を怪我したことです。大きな怪我は初めてで、最初は何をすれば良いのか分からなくて漠然としていました。でも、チーム状況が大きく変化しても、バレー部の皆が変わらず目標に向かっている姿を見て、私自身も前進しなくてはいけないし、考えて行動に移すのが今一番出来ることだと思いました。これから完治には時間がかかりますが、チームの皆がいるからこそ頑張れます。復帰して、応援して下さる方々に感動を与えられるようなプレーヤー、チームになれるよう頑張っていこうと思います。 |