コートの仲間第19号 支部ニュース


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<大阪府支部だより>
32期 田野 昭彦
 毎年12 月行われているインカレに、今年も審判のお手伝いで行ってきましたが、今年は広大男子チームの試合をナマで見ることが出来ました。中国リーグ男子も、東亜大学や福山平成大学などの強豪チームが生まれ、リーグではなかなか勝てないようですが、広大男子チームだけを見れば昔よりも確実に強くなったと感心しました。女子チームもベスト16 に入る等、後輩達の活躍は嬉しいばかりです。今後も期待しています。
 また、山崎先生(10 期)が監督をしておられる千里金蘭大学は、2 回戦で日本体育大学をフルセットで破った後、ベスト4 懸けで惜しくも東海大学に敗れるまで勝ち残るなど、大学や先輩方が大活躍のインカレでした。
 さて、今回は3 人の方に近況報告等をお願いしました。今後も順次、大阪府支部の皆様にはお願いしていく予定です。

【22期 二宮 具典 府立堺東高校勤務】
 今年で5 校目、そして35 年目の教員生活を大阪にて迎えました。つまり、後3 年で定年退職(何もなければの話ですが)というところまで到達した次第です。故郷・愛媛で勤務するまで、ほんの5〜6年のつもりでスタートしたのですが、最後までということになりそうです。
 クラブ顧問も、男・女バレーボール部で始まりましたが、途中、各学校内での事情もあり、女子器械体操、硬式野球、硬式テニス、水泳と変遷し、今はまた男・女バレーボール部の副顧問に戻りました。
 学校全般の状況も(そのレベルで差はありますが)概ね、生徒・保護者・教師・周辺状況等が、義務感・使命感の強かった時代から、権利意識・利己意識の強い時代にシフトしてきたようです。則ち、我々教師も、古き良き時代の意識を上手に変化させていかなければ、対応出来ず、自滅していく時代となってきました。これからの教師の課題ですね。後輩の皆さんも頑張ってください。

【37期 今石 明子】
 かなりご無沙汰しており、大変恐縮しています…。ですが、せっかくですので、この場をお借りしまして… 『60 のみんな!元気ですか〜!?』 すみません…
 近況ですが、昨年から17 年ぶりに児童養護施設で働いております。様々な理由で入所してくる子ども達と楽しくも時に切なく過ごしています。バレー関係では、堺市で地域のママさんチームに入って楽しくバレーしています。また、何故か(!?)ひょんなことから堺市の体育館で実施されるバレーボール教室で、講師なぞさせて頂くハメになり、恥ずかしながら地域のママさんバレーボーラーと楽しく、そして少し厳しくバレーに取り組んでいます。

【35期 田野 敏彦 府立西寝屋川高校勤務】
「我ら広大ファミリー」
 大学を卒業して、早いもので22 年が経とうとしています。卒業後、大阪高体連・大阪協会・全国高体連・日本協会などバレーボールの仕事を手伝わせて頂いていますが、現在では国際審判員としての活動と全国高体連バレーボール専門部事務局の仕事を中心に行っています。審判員としては、Vプレミアリーグ、天皇杯や黒鷲旗などの審判を務めます。(もちろん自分のチームの負け審判もやっております)国際大会へも参加しますので、海外へ行かせて頂くことも時々あります。また、国内での審判講習会に講師として参加させて頂くこともあります。毎年12 月に開催される全日本インカレに合わせて『A級審判員研修会』が行われており、同じ大阪から22 期伊藤博之先生、32 期の兄と共に講師として参加させて頂いています。全国から研修に来られた審判の方々と共に私達講師も勉強させて頂く良い機会となっています。研修会では、ずいぶん前の大会で一緒に審判をした人やA級審判同期(ちなみに私は平成7 年度にA級受講)の方にお会い出来、とても懐かしくまた良い情報交換の機会となっています。
 しかし、もう一つの楽しみは全国各地で活躍されている広大のOB の皆さんにお会い出来ることと現役の後輩達の活躍を見せて頂くことです。チームの抽選、講師・審判の割当がうまく重ならなければ同じ会場にはなりません。しかし、20 年度はトーナメントの初日、2 日目と『広大の女子』と同じ会場になり、久しぶりに橋原先生ともお話しすることが出来ました。また、2 日目には千里金襴大学の監督を務めておられる10 期の山崎武彦先生、同じくコーチの54 期の古達貴君、また審判界では若手の期待の星である53 期の木内誠二君(鹿児島県)も審判員として同じ会場に来ておられました。現役時代に同じコートでプレーをした訳ではありませんが、同じ『広大』と言うだけで本当に心強いものです。ある大学関係の役員の方に「この会場は広大ばかりですねー」と言われました。多くの卒業生を輩出する私立の大学とは違う私達にとって、とても嬉しい一言です。
 チームの方は残念ながらベスト8 をかけた試合で青山学院大学(優勝)に1 セットを先取しながら惜しくも破れました。選手達にとっては悔しい結果だったと思います。私達も残念に思いましたが、たまにしか後輩達の活躍を見ることが出来ませんので、「関東の上位チームと良い試合を展開してくれた。来年こそもう一つ上に!」という楽しみが出来たと考えています。期待しています。
 数年前にVプレミアリーグの審判員として長崎県を訪れた時に、28期の井上哲也先輩に大阪の衛藤和久・淑子先輩ご夫妻の同級生だと声を掛けて頂きました。色々なお話を聞かせて頂きました。広大ファミリーの一員として本当に嬉しく思いました。
 時々Vプレミアリーグの審判として、あるいは全国高校総体の役員、会議で各都道府県にお邪魔しております。卒業生の皆さんも各地でご活躍のことと思いますが、今回のインカレのように各地でOB の皆さんとお会い出来ることがあればとても嬉しく思います。訪れた際には是非、声をお掛けください。

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