コートの仲間第19号 OBからの一言


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東西対抗戦2008観戦記
広島大学体育会同窓会関東支部常任理事 泊里 彰義
 運動部が関東で試合に出ても応援する者がほとんどいない状態では、持っている力を十分発揮出来ないのではないか、関東の学校の応援者の大きな声にそれだけで縮こまってしまうのではないかと、体育会同窓会関東支部では役員が中心となって出来る限り応援に駆けつけようと、平成16(2004)年から始めました。ただ、当時はまだ役員のほとんどが現役であったため、週日は無理なことが多く、比較的時間が自由であった私が自然と中心になりました。こういうことからバレーボール部の皆さんとも親しくさせて頂くようになりました。
 当時のチームは男女共選手の数が少なく、コートを拭く係もいないほどで応援していて可哀そうなくらいでした。ところが、段々選手も増え、2006 年に女子選手が注目選手に紹介され、チームも有力校として紹介されるようになった時は、自分のことのように嬉しかったことを思い出します。以降、連続して紹介されており、選手も益々増えて強くなったと実感しています。今年のインカレでは特に女子は頑張ってくれました。4 回戦で青山学院と対戦し、1 セットを25 対15 で勝った時、私は大喜びして、もうベスト8 になり鹿屋体育大との戦いを想定していました。もちろん喜んだのは私だけではありませんでした。結果は残念でしたが、その青山学院が優勝したのですから、我がチームは自信を持って来年に向けて練習に励んで頂きたいと思います。
 さて、東西対抗戦です。多くの選手の中から東西合わせてたったの24 人の中に選ばれるということは凄いことです。過去には松本好恵さん、松野梨香さんも選ばれていますが、野口彩佳さんは2 年連続で選ばれており、本当に凄いことと拍手を送ります。野口さんは高校生の時も選ばれていますね。まだ3 年生ですから、是非来年も選ばれますように。
 初日には相川清文常任理事(自動車部)、深瀬浩常任理事(ハンドボール部)と私(自動車部)の3人で、2 日目は私だけという淋しい応援で申し訳なく思っています。
 野口さんの役割がレシーバーということで、必然的に出番が少なかったのは仕方のないことですが、応援者としては少々心残りでした。しかし、筑波大や嘉悦大の大型選手の強力なアタックを次々と受け止め、セッターへ上手にパスして、チームの危機を何度も救っており、貴重な存在と確信しました。このことよりもっと貴重な存在と感じたのは、出番でない時でもチーム全体のまとめ役という役割を自分から進んで引き受けていたように見えたことでした。絶えぬ笑顔で常に率先して大きな声を出して盛り上げていたことは、応援席全員の眼を引いていました。試合の勝敗よりも、そのことの方が私達の胸を熱くしてくれました。
 応援を開始して5 年ほどになりますが、バレーボール部に対してだけではなく、応援者数そのものが少ないのを不甲斐なく思っています。役員だけではなく、支部員を動員すべき時期にきていると考えていますが、その場合、やはり基本になるのは、それぞれの運動部のOB・OG が中心になって応援者を募ることでしょう。今回の一連の試合でバレーボール部OB・OG にお会い出来なかったことは非常に残念に思っています。そのためには体育会同窓会の本部及び支部の組織の強化、運動部OB 会(同窓会)の関東地区における支部の設立・強化が必要です。一朝一夕に出来ることではありませんが、少しずつでも進めて、集団で応援出来る日を夢見ています。一緒に頑張りましょう。

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