以前、愛知県の報告をさせて頂いたのは、アテネオリンピック男子バレーボール決勝戦を、大阪の伊藤先生が主審をされた2004 年号だったと思います。その当時は私も愛知県内では最前線で審判をしていて、A
級審判員に合格した裏話から、全国大会決勝審判のエピソード等、審判活動について書かせて頂きました。今回は見出しの通り、最近のバレーボールとの関わりを書こうと思います。現在は愛知県立海翔高校に勤務し、女子のバレー部の監督をしております。5年前に県立学校再編成計画により、新しく立ち上がった学校です。全日制の普通科と福祉科が併設しており、普通科にはスポーツコース・環境コース・普通コースの3
コースがあり、県内初の総合選択制を取り入れた学校です。ここまで書くと、さぞ良い学校だと想像させる方も多いと思いますが、現実は厳しく、毎日が謹慎生徒の対応に追われています。今年度は1年生学年主任を担当しておりますので、1年生の話ですが、11
月現在で謹慎生徒の延べ人数は、130 を超えてきました。今年度の私の教員評価の目標が、「謹慎100 以下」と評価シートに記載していましたが、この時点で大幅にオーバーし、年度末には200
超えも危ぶまれる事態です。謹慎件数は少ない方が良いように思われがちですが、本校のように指導困難校では、妥協せずに小さいことも見逃さない姿勢で生徒指導に当たると、件数が多くなります。そういう意味で「謹慎100
以上」は指導の成果ですが、こうも多いと部活指導に体育館に行けません。こうやって原稿を書いている本日も、明日が公式戦だというのに、体育館に行った時には生徒が帰った後でした。こんな毎日を送っていますが、スポーツコースの部員も増え、毎年一度きりの県大会出場ではありますが、これを続けていくことを目標にバレーボールの指導に励んでいきたいと思います。 |