コートの仲間第21号 広大ニュース


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第15回もみじ杯小学生バレーボール大会
3年 小熊 健祐
 昨年まで浅野杯として行ってきた大会を今年からもみじ杯と名称を変更して行いました。名称を変更しましたが、今年で15回を数えるもみじ杯小学生バレーボール大会を11月3日に開催し、女子23チーム、男子4チームの計27チームに参加をして頂き、1人の怪我人も出すことなく無事に終了することができたことを嬉しく思い、ここに報告させて頂きます。
 小学生のコートを元気一杯に走り回る姿や、ファイトあふれるプレーは見ている人たちに感動を与えるとともに、バレーボールの楽しさや、素晴らしさを私たちに改めて実感させてくれたように感じます。今年からもみじ杯と大会の名称は変更しましたが、この大会も平成5年5月7日に飲酒事故で亡くなられた浅野哲史さんのバレーに対する情熱と意思を継いで始まり、今年で15回目を迎えることとなりました。現在では東広島市の小学生バレーボール大会の一つとして大きく定着しています。私たちはこのもみじ杯を通して、命の尊さ・大切さをもう一度考え直すとともに、二度と同じ過ちを繰り返さないように伝えていかなければならないと思います。
 年々各チームのレベルは発展の一途をたどり、白熱した試合をいくつも展開していました。私自身もこのもみじ杯(前:浅野杯)に十年前に選手として参加致しました。当時に比べ、各チームのプレースタイルは大きく変化し、現在では速いバレーボールが主流になってきていると感じました。私が参加していた時は男子が6チームありましたが、現在では、男子が4チームに減っており、男子バレーボールの発展が今後も課題となってくるのではないかと感じています。空き時間には大学生が小学生にバレーを教えるという光景も見ることもできました。しかし、運営において改善する部分もあるため、本年度の責任者として来年度の大会がより良いものとなるように来年度の責任者を精一杯サポートし、もみじ杯のますますの発展のために努力して参ります。
 最後になりましたが、この大会を開催、運営するにあたって、東広島市バレーボール協会の丸山先生をはじめ、東広島小学生バレーボール連盟、御協力・御指導いただいた全ての方々、協賛していただいたミズノ株式会社、スポーツ科学センターの皆様に深く御礼申し上げます。この大会に選手として参加していた私がこの大会の責任者として大会の運営に携わることができましたが、一つの大会の企画、運営の難しさや、今までこの大会に多くの人が関わり、努力や苦労をされてきたことを実感することができ、本当にかけがえのない経験をさせていただきました。私たちはこれからもこのもみじ杯が行われる意義をしっかりと考え、伝えていくとともに、大会理念であるジュニアバレーボールの発展や地元地域との親睦を見据えた活動、バレーボールを通しての人間形成に積極的に取り組んでいきたいと思います。

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