コートの仲間第21号 スーパールーキー


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一年間を通して
1年 上垣 尚吾
 私が入学し、バレーボール部に入部してからあっという間に一年が経とうとしています。初めて練習に参加させて頂いたとき、期待と不安を胸に体育館にやって来ましたが、そこで迎えてくれたのは優しい先輩方でした。
 広大に来て最初に驚いたことは、選手自らがチームの目標を立て、その目標を達成するために練習を組み立てており全員が「頭を使うバレー」を意識し、練習していることでした。そして、個人個人が広島大学バレーボール部という名を背負ってバレーをするだけではなく、人間的な成長も意図した場所であると身に染みて感じました。
 私は入学当初から試合に出させて頂いています。最初は「自分がコートに立たせてもらってもいいのだろうか?」とか、「自分はチームの足を引っ張るだけじゃないのだろうか?」等と思っていました。そういう時に、先輩方に盛り上げ、励ましてもらい、声を掛けてくださってもらったおかげで、「よし、やってやるぞ」という気持ちに切り替えることが出来ました。日々の練習の中から先輩方に多くのことを教えて頂き、また、広大バレー部は手本となる先輩方ばかりなので、多くのことを学び、更に技術面を磨きチームに貢献したいと思います。
 また、私がこうして広島大学バレーボール部でバレーができているのは、両親、私のバレーの基礎を作ってくださった中学・高校の先生方、仲間、先輩方、そしてスタッフの方々等多くのの支えがあるからです。周りの人への感謝の気持ちを忘れずに、広島大学バレーボール部として、バレーでも、人間としても更に成長できるように頑張っていきたいと思います。

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