コートの仲間第22号 ご挨拶


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コートの仲間発刊に寄せて
広島大学体育会バレーボール部同窓会
会長 竹井 秀行
 昨年度の同窓会総会が行われた日から約1 ヶ月後に起こった東日本大震災。被災された方々に対して衷心より哀悼の意を表し、お見舞い申し上げます。
 厳しい自然環境、社会状況の中、会員の皆様にはいかがお過ごしでしょうか。いつもご支援・ご指導をいただきありがとうございます。
 さて、私事で恐縮ですが、10 月に行った自宅の改修工事の時に見つけた宝物について少しお話をさせていただきたいと思います。
 改修工事が始まる前に、荷物の移動を行いました。現職のころ、転勤するたびにダンボールに詰め、何十年も押入れなどに眠っていた荷物の整理は大変でした。その作業のときに、驚いたことに別々のダンボールの中から宝物を発見しました。そのお宝は、“勝栗(コートの仲間の前身)1号”と“最終号”です。とても懐かしく、作業後じっくりと読み直してみました。1号は『…“団栗”の意思を引き継いで“勝栗”を発行する。いささかでも部の発展の為力添えが出来ればと思う。』と編集委員の言葉が表紙に書かれスタートしました。その当時はすべて手書きです。それから20年後発行の最終号で、西村先生が次のように書いておられます。『…1970 年(昭和45年)の秋に現役バレーボール部が千田チームと福山チームに分離して以来20年間続けてきました部誌「勝栗」の発刊も今回で終わりになります。去る12月3 日に現役部員が一堂に会して、来春から広島大学バレーボール部が統一チームとして再出発することを決議しました。…今回は、新制大学バレーボール部のみならず、戦前にまでさかのぼってまで広島大学バレーボール部OB 会を結集して、ゆるぎなき大OB 会組織を作りたいと考えます。多くの皆様のご意見をお聞きしたいと思います。どうぞ建設的なご意見をお寄せください。…』と。
 その後、西村先生のご尽力と、それをひきつがれた橋原先生の努力に加えて、名前をかえて発行されてきた“コートの仲間”に、多くの先輩の声や広島大学バレーボール部の活動状況が掲載され、会員の皆様との連携を図ることができたのではないかと思います。ただ、前回も書かせていただきましたように、私の会長としての取組みが不十分であったかとは思いますが、以前に比べて総会などに出席してくださる人が少なくなりました。会員の皆様、お忙しいこととは存じますが、総会に気軽にご参加ください。そして、大学時代のことや社会に出られてからのこと、仕事をやめられてからのこと等どんなことでもお話しください。そのことが、同窓会・広島大学バレーボール部のさらなる発展につながるものと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
 最後になりましたが、同窓会員の皆様のご支援ご指導に感謝しますとともに、ご健勝とますますのご活躍をお祈りし、ご挨拶とさせていただきます。

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