コートの仲間第17号 支部ニュース


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<山口県支部だより>
28期 内田 逸夫
 同窓会員の皆さんご無沙汰しておりますが、如何お過ごしでしょうか。こちら山口県では、2011年の「やまぐち国体」が近づくにつれ、何かと慌ただしい日々となりました。 私自身は、2年前に県協会の審判委員長も退き、多少のんびりと過ごしております。8月にはインターハイ男子の審判員として大阪に行って来ました。大会期間中は伊藤博之先生、田野昭彦先生には大変お世話になりました。広大バレー部の先輩、後輩ということで何かと気を遣って頂き感謝致します。(特に、伊藤先生のアテネオリンピックの話や海外での国際試合の話は興味深く聞かせて頂きました。)来年で50歳となり、今後どのくらい県外へ出て行くことがあるか判りませんが、各地に同窓会員がおられることを本当に心強く思うところです。
 さて、この度は、支部便りとして36期の周山泰之先生(県体協)と45期の吉賀淳一朗先生(宇部工業高)に書いて頂きましたので、ご一読ください。

・36期 周山 泰之(山口県体育協会)
 「おいでませ!山口国体」 一昨年より17年間勤めた教育現場を離れ、山口県体育協会に勤務しております。2011年に開催される山口国体に向けて、国体40競技の競技力向上に携わる仕事をしております。中学時代からバレーボールだけをしてきた私にとって、専門外の様々な競技及び競技団体と関わっていかなければならない立場になり、当初は戸惑いがありましたが、2年目を迎え仕事も幾分か慣れてきました。今年の兵庫国体の山口県の結果は、昨年に引き続き41位と低迷しております。5年後(2011年)に向けて総合優勝を目指していくことは、かなり困難な状況でありますが、この期限付き、条件付きの仕事を何とか成功させたいと努力の日々を送っております。
 よく上司に「県民にきちんと説明できない事はするなよ」と言われます。競技力の向上だけを考えるならば、税金を使って強い選手をとってくるということで済みますが、「国体が終わったら、さよなら、それで山口県に何が残るのか?」と聞かれると説明に困ります。国体後もスポーツという財産が山口に残り、県民に元気を与えることが出来るよう知恵を絞っていきたいと思います。
 また、教育現場においては、いじめや高校の未履修問題など様々な問題が起こっています。教育のプロとして生徒、保護者にきちんと説明が出来る指導が出来ていたのか、今までの自分を反省させられる今日この頃です。
 ところで、国体の会場では、各県のトップ指導者として活躍されている先輩方にお会いします。兵庫国体バレーボール会場では、愛媛県チームの神野先輩に会うことが出来ました。ゆっくりと話をすることは出来ませんでしたが、これからも多くの方にお会い出来ることを楽しみに、職務を全うしていきたいと思います。どうか、お会いした時にはよろしくお願い致します。
 最後に、2011年まで現在の仕事をしているかどうかは判りませんが、山口国体で広島大学の球友にお会い出来ることを楽しみにしています。「2011年 おいでませ! 山口国体」

・45期 吉賀 淳一朗(宇部工業高校)
 宇部工業高校に赴任して節目の10年目を迎えました。2006年「兵庫国体」、山口県少年男子バレーボールチームのスタッフとして参加させて頂きました。宇部商業高校を母体として、高川学園(旧多々良学園)、宇部工業の選手を加えた2年生中心のメンバーで臨みました。男子の場合、急激な競技人口の減少による競技力の低下が県内においても加速度的に進み、他県国体チームとの歴然とした力の差を痛感しました。〔1回戦 対熊本県(鎮西高)1−2で惜敗〕
 ここ宇部市においては、男子バレーボール部のある中学校がわずか1校、初心者は期待の星です。経験を積み高い意識を持つことで、初心者が大きく成長していく様をここ数年見届けております(毎年、間に合いませんけど・・・)。大きな目標を掲げ、その実現に向けて試行錯誤の日々です。諸先輩方を訪ねては、刺激をいただき大変感謝しております。

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