コートの仲間第17号 支部ニュース


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<島根県支部だより>
光あり
36期 諏訪部 淳
○ まえがき
 平成元年採用教職18年。18年連続担任記録更新中。松江市立八束(やつか)中学校2年目バレー部女子顧問。八束町は大根島(だいこんしま)という中海に浮かぶ島です。島根県花である「牡丹」と「朝鮮人参」による観光は、中国地方でも有名で1年中楽しめます。皆さん是非一度。さて全校生徒117人の、松江市で2番目に小さい中学から、今夏に徳島全中女子16に入ったバレー部のお話です。なんだ?16?と言われるのが辛くて原稿を断るかどうか相当迷いましたが、島根県としては第36回目全中にして、32年ぶりの上位。また中国ブロック予選が始まって以降2回目、7年ぶり全中出場(前回はH11東出雲中顧問)という歴史なので、橋原先生からのご指名とあらば。
○ 広大先輩の指導力へのあこがれ。
 しかし不思議なもので、東出雲中時代から大変多くの広大OB・OGの皆さんに本当にお世話になり、ご迷惑をおかけし、たまに可愛がられ、力をもらいました。今回の結果も皆さんの気持ちをたくさん頂戴した結果だとつくづく思います。この場を借りて御礼申し上げます。では卒業後からどんな出会いがあったのか?33期工藤先生の広島佐伯中3連覇。そして26期胡明先生安佐南中の全中男子準優勝。感動して即ビデオも買いました。そして32期宮正先生安佐南中の中国優勝、全中女子2回。そしてあの2期石本星二先生とはH11新潟全中時に、予選で駒形中の外部コーチで入っておられ、出会った瞬間すぐに凍りつき、試合は即終了したことを覚えています。
○ 島根選抜監督。
 これをしていると大阪の方へ出かけます。そこでは34期多田さん(奥様もお元気ですか?)、井上さんともご一緒させていただきました。今年も含めて監督7回、スタッフ10回目ですが、この選抜での人との出会いが指導力向上に役立っていることは言うまでもありません。特に、昔は普通に選手をたたいたりしていましたが、数年前に口頭訓告を受け、さっぱりやめました。「体罰なしに」でも全国大会16まではいけることがわかりました。また加えて、
○ A級審判活動。
 この資格を取るときには、8期勝島先生、10期山崎先生方とお話しさせて頂き、27期小藪さん、32・35期田野兄弟さんにはとてもお世話になりました。また同期織本くん、周山くん、37期室くん、38期冨田くん、横山くん、39期山本くん、とはよく会うものですから大会の度に顔を見るだけでも安心いたします。徳島でも横山くんとは冗談を言ったりしてリラックスできました。実際に予選グループ「小高中」戦はよく見るA級仲間でしたし、ベスト8を賭けた東京駿台学園(今大会ベスト4)ともA級仲間でしたので、リラックスして臨めました。今年の中国大会最終日の小藪主審には、「諏訪部うるさい」と注意を受けましたが。先輩いつもいつもすみません。さて今回のチームは年間、
○ 712セット練習試合
 をしましたが、過去にもたくさんの「広大」とお会いしています。愛媛では27期白川先生、29期井原先生と石鎚杯大会でご一緒に。最近では52期小川さんが庄原中を連れてきて下さいます。ご結婚なさいましたか?  また34期神野さん(松山工業インハイベスト16)には、大会直前に徳島ではなく、松山奥道後で一緒に景気を付けていただき、おごっていただきました。ごちそうさまでした。蜜柑も。今年のJOC選抜は初戦から愛媛です。厳しい。
○ 広島遠征ほか県外遠征
 では28期豊岡めぐみさんや、31期舛金さん、33期合田さん、37期子川くん、安積くんに安田で会い、また、さらに岡山からは34期美栄さんからもお電話いただきました。そして橋原先生とは全中直前の就実中遠征に、たまたま就実高校で広大女子部が中四国直前練習時にばったりお会いしました。お互い頑張りましょうとお話ししました。こんなタイミングでお会いするということは・・・やはり何か嬉しい予感でした。
○ 同期福山バレー部の頑張り。
 やはり仲間の頑張りは刺激になります。昇二朗早良高校の活躍。織本玉野光南高校の活躍。最近は島根県安来高校にも遠征に来てくれましたし、最近の山口遠征時にはお互いバスですれ違いましたね。周山と審判ではよく飲んだねえ。玉田くん高田くんお元気ですか?またバレー部ではないのですが、よく本人著作の本を読みますが山崎拓己(陸上)くんのがんばり。突然の藤堂くん(野球)からの電話攻撃。負けられない!
○ 現役広大バレー部の活躍。
 「魅力が意欲」とよく言います。やはり今回の世界バレーでも結果が男女ともベスト8以内というのは単純にとても嬉しいことです。そこに魅力が生まれ、サッカーや野球にバレーの選択肢が加わる。・・・ということは広島大学バレー部の活躍「魅力」があればあるだけ、9期西村会長の元、同窓会600人の意欲が沸き起こり、バレーの指導に普及に強化にまた行政に現役生受入れにと、「意欲」が多岐に亘ることと思います。いつか五大学が島根県であったときに差し入れを持って行くと、宿舎で学生に「ありがとうございました」と言われ、丁寧なお礼状を頂いたりしました。学生の時には余り感じなかった(すいません)「有り難み」を社会に出ると感じますね。さらに驚いたのは、38期佐賀野くんが(いや失礼、先生が)監督をしているチームなら魅力あると思いますよ。
○ 新しもの好き 飲みかい好き 企画好き 司会好き。
 ア○ックスからビジュアルソフトが出ればすぐ試す。ミ○サからスカウティングソフトが出ればとにかく悩まず買う。バレーボールに関する投資は、いや関係なさそうなものでもとりあえず買う。通販で健康グッズも買う。とにかく新しいものは試してみる精神。今の嫁さんだけはそのままで。
 またクラブカップで全国優勝経験を持つ「島根クラブ」に所属し事務局長で、飲み会やイベントを企画しています。連絡メール係ともいいます。また島根県バレー協会のイベントや、結婚式の司会(過去3回)なども大好きです。島根県バレーボール協会の指導普及部長を4年やっていた関係から、指導員資格講習会3年間コーディネーター、指導者育成のための「島根バレー塾」企画、現在までに11回。04全国高校総体一貫指導企画。小学校、高校の指導者の皆さんともこうした企画を通して仲良しです。少人数県の魅力は「つながりの濃さ」作りであると思います。「少人数なのに希薄」では勝負になりません。どんどん大きなイベントを誘致して、苦労してでもやり続け、財産にしていき、人と人が無理の言える関係になってこそ初めて島根に光が当たると確信しています。まだまだです。
○ 「光あり」
 私事で恐縮ですが、S63卒業式の中で、大学歌にあるように「光あるほうへ進め」と言われたのが今でも印象深く残っています(福山卒業での広島高師は定番ですが)。島根県は過疎県で、お金もない、子供も少なくバレー部も人気がない。しかし逆に全国でどこよりも早く少子高齢化対策やバレー部対策ができるということ。どの都道府県もいずれ来る現実にいち早く取り組めるということ。活気のある町創りをバレーボールを通して、知恵と工夫で乗り切っていきます。光の当たる方角を我々「広大」はどんな時代になろうとも探して生きましょう。それでは、広島大学バレー部同窓会の益々の発展と、会員の皆様方のご健康とご多幸を祈念いたしまして一本締めで。よーっ!
 紙面の都合でお名前を書けなかった方々大変失礼しました。

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