コートの仲間第18号 総評


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<下半期男子>
 幹部が平成17 年度入学生に交代し、サーブカットからコンビで得点出来るチーム作りをしてきた。怪我に泣き、万全の状態で試合に臨むことが出来なかった上半期と違い、筋力トレーニングなどを練習に取り入れ、筋力の向上と基礎体力の向上に励んだ。
 中国五大学は、中国リーグ1部が3チーム出場し厳しい試合が予想された。初戦は、今期から1部に上がってきた山口大学との試合で、緊張と暑さで思うようにプレーが出来ず、相手エースのスパイクに圧倒され、1セット落としてしまった。山口大学との試合でセットを落としたことにより、緊張も取れ、残りの島根大学、鳥取大学、岡山大学と難なく勝ち星を重ね優勝することが出来、19 連覇を達成した。
 秋リーグでは、サーブカットの安定性と多彩なコンビを目標に臨んだ。初戦は島根大学との対戦となった。五大学での圧勝で相手を軽視していたことにより、序盤から相手に先手を奪われ、厳しいゲーム展開の試合となった。何とか2セット取ったものの、3セット目以降に相手が攻撃システムを変え、それに気が付くも対応しきれないまま、フルセットの末敗れてしまった。その他の下位のチームには危なげなく勝利を重ねたが、上位の福山平成大学、東亜大学戦では、序盤中盤と広大ペースで試合が進むも、20 点以降の勝負ではやはり相手に翻弄され、自分たちのミスや相手の粘りに圧倒され、勝利を収めることが出来なかった。今回のリーグでは、20 点以降になっても動ける体力と、ミスに対する執着心、精神力の強化が課題となった。
 広島県インカレは、昨年度は福山平成大学B に敗れたため、その雪辱に燃えた試合となった。シード権を獲得したこともあり、尾道大学、広島市立大学、福山平成大学Bとの試合は順当に勝ち上がった。決勝の福山平成大学A戦では終始相手にペースを掴まれ、練習してきたサーブやコンビも機能せず、今年度もストレートで敗れ、準優勝という結果になった。
 全日本インカレに挑むにあたり、東を欠き塩谷がリベロとしてコートに入り、下半期の総仕上げとしてカットからの速い平行、センター線の決定率のアップ、強いサーブを打つことを目標に練習を行ってきた。予選グループ戦は関西大学との試合だった。関西大学とは練習試合をしていたため手の内は分かっていたが、センターエースに苦しめられ、リズムを掴めず1対2で敗れてしまった。後がない状況で挑んだ敗者復活戦では、全員の気持ちが一つになり日本文理大学を2対0で破り、決勝トーナメント進出を決めた。一回戦の関東2部の中央学院大学戦では、相手の高さに圧倒され1セット目を落としたが、サイドの速い攻撃、速攻、時間差が要所で機能し、2セット目を取り返した。1対1で迎えた第3セット、均衡した点の取り合いであったが、24 対23 と先にリーチをかけた。しかし自分たちのミスから逆転を許し、3セット目を落としてしまった。これを機に相手は勢いに乗り、高さとコンビで先手を奪われ、必死に食らいつくも一歩及ばず、1対3で敗れてしまった。しかし今大会では、高さのあるチームにでも通用することが分かった。4年生の示してくれた道をしっかり歩んで来年度に繋げたいと思う。

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