広島県支部だよりの執筆をさせて頂くことになったのも、10 月末日に行われた某説明会の会場で23期佐伯直之先生(現広島市立大手町商業高等学校教頭)にお会いしたことがきっかけでした。佐伯先生ご自身、ここ数年体調を崩されているという話をお聞きし、心配していたところに偶然お会いすることができ、以前と変わりないお姿に感動して、「今年のコートの仲間の原稿は頼むよ!」というお言葉に「わかりました!!」と嬉しさのあまり思わず返事をしてしまったことがきっかけで、今は何を書けば良いのか頭を痛めているところです。しかし、この一年間、県内県外を問わずOB
の方々に様々な場面でお会いし、お世話になりました。その出会いを紹介させて頂くことで広島県支部だよりに代えさせて頂ければと思います。
この一年でまず最初に思い浮かぶ出会いといえば,現在広島県高等学校体育連盟理事長をされている私の高校時代の恩師でもある22 期宮本賢一先生と同事務局長34
期尾崎隆枝先生と共に、「高校生レポーターキャラバン」という活動に参加しました。この活動は高校生による’09 まほろば総体(奈良県を主会場として開催)における広島県選手団の活躍を取材する活動で、この活動に参加した生徒が、平成21
年度国民体育大会ライフル射撃競技に出場したことが中国新聞に取り上げられました(実は私の勤務する加計高校の生徒)。このように先輩方との活動を通じて、生徒達の様々な面での成長を目の当たりにし、私自身多くのことを学ぶことができました。
’09 まほろば総体といえば、この大会期間中でバレーボール種目にも取材に行き、試合会場で広島県代表(女子)として安田女子が予選グループ戦岩手県代表の高田を2−0で破り、決勝トーナメント進出を決めたそのベンチにコーチとして私と同期の45
期上所奈美先生(旧姓 石崎)が座っておりました。その後3回戦で東京都代表の文京学院大に破れはしたものの、二児の母親でありながらインターハイ出場を果たすチームのスタッフとして頑張っている姿に私自身も勇気づけられました。その他にも愛媛県代表(男子)として松山工業の34
期神野和幸先生、京都府代表(女子)として京都橘の56 期林真衣先生にもお会いすることができました。
バレーボールといえば、大会に欠かせないのが審判員です。私はこの’09 まほろば総体には派遣審判員として男子大会の審判を務めました。そこでは同大会審判委員長として32
期田野昭彦先生と全国高体連バレーボール専門部事務局長として35 期田野俊彦先生にお会いしました。お二方共に国際審判員として私にとっては雲の上の存在として君臨されております。また間接的ではありますが、三重県から派遣された審判員より43
期奥山剣司先生、滋賀県から派遣された審判員より44 期友岡信明先生のお噂をお聞きし、各県の審判員の方々と交流を深めることもできました。
交流を深めるといえば、広島県内で行われるVリーグ等の大きな大会で27 期小藪伸久先生には審判控室を盛り上げて頂き楽しく審判活動をさせて頂いております。もちろん審判員としての技術や心構えについては広島県審判委員長を務められている38
期冨田博一先生や同じく38 期横山寿一先生にご指導頂いております。また、その他にも中国ブロックの大会では28 期内田逸夫先生をはじめOB の審判員の方々にお会いすることができ心強く感じております。
心強いといえば、11 月に私の勤務している高校で研究授業が行われ、保健体育の助言者としてスポーツ振興課学校体育係に勤務されている37 期黒田康弘先生にお越し頂き指導して頂きました。そのスポーツ振興課には27
期森鳰勝也先生も課長として勤務されており、私自身にとっても、また、これから教職を目指す現役の皆さんにとっても非常に心強い先輩がいらっしゃいます。ここに16名のOB
の方々のお名前を挙げさせて頂きましたが、13 期湯免武男先生をはじめ試合会場や練習試合等で日常的にお会いする方々もたくさんおられます。私達はもちろん現役の皆さんにも広島県内、中国地方をはじめ全国各地で活躍されているOB
の方々を是非とも頼って頂き、この広島大学バレーボール部OB のつながりをより強いものにして頂きたいと思います。以上、とりとめもなくこの一年間にお会いしたOB
の方々との出会いを綴らせて頂きましたが、現役諸君の健闘を祈念しつつ広島県支部だよりを閉じさせて頂きます。
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