コートの仲間第20号 広大ニュース


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広大バレー部のこれから
3年 深海 俊介
 まず、今年一年を振り返ると、とても中身の濃い一年だったと思います。西日本インカレや五大学で悔しい思いをし、その悔しさをバネに秋リーグや全日本インカレで勝つ喜びを味わうこともできました。やはり今年のチームの良いところというのは「チーム力」だと思います。私達の学年が幹部になってからずっと目指している目標でもあり、前年のチームやその前のチームと比べると個々の実力では劣る部分があるところを、チーム力によって補おうとしてきました。その結果、全日本インカレでは東北学連1部3位の福島大学に競り勝つことができました。また、この一年大きな怪我もなく全日本インカレを迎えることができたことも良かった点だと思います。それは年明けから春までの体づくりに始まり、4年生自らが体のケアの意識を高めてくれたお陰だと思っています。
 6月の西日本インカレが終わり、私達の学年が練習メニューをつくりチームを引っ張っていく立場になり、やはりチームをつくっていくことの難しさを実感しました。それと同時に、今までの幹部の方は私が思っていた以上にチームを見て、チームのことを考えていたのだということに気付かされました。また、私自身今年の9月に教育実習で広大附属三原小学校に行かせて頂き、学ぶことがたくさんありました。その中でもバレーのチームづくりにつながると感じるところもいくつかありました。例えば、学校の授業づくりでは、「子どもの実態がこうだから、この教材を使い、こういう指導・発問を行い、こういう力をつけさせる。」という筋道を持つことが大切だという指導を受け、バレーの練習づくりでもこのことは活かせるなと思いました。
 これからの広大バレー部は「全員バレー」と「感謝」を合言葉に努力して参ります。今年のチームの良いところであるチーム力という点を受け継ぎ、上位のチームに対して個々の能力が劣る分を全員の力を合わせ補い合い、勝利を掴めるようなチームを作っていきたいです。また、感謝の気持ちを大事にプレーしていきたいと思います。この一年で多くの方々が広大の応援をして下さっているということを改めて感じました。全日本インカレの時には、体育会のOB の方々も応援に来てくださいました。応援してくださる人がいること、思いっきりバレーができる場所があること、同じ志を持った仲間がいること、OB の方々やその他バレー部を支えてくださっている皆様がおられるという環境に感謝してバレーをしていきたいと思います。
 最後になりましたが、これまでチームを引っ張ってくださった4年生のお二人にはとても感謝しています。また、チームを支えてくれた諸先輩方に心より御礼申し上げます。至らないところも多々あるとは思いますが、これからも広大バレー部に対してご指導・ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。

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