コートの仲間第22号 広大ニュース


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4年間を振り返って
4年 本田 陽子
 私はこの4年間、多くの方々に支えられて今日まで来ました。特に最後の1年間は、今までどれだけ多くの方に支えられていたのかを痛感した年でした。先輩方によって守られてきたリーグの連覇を途絶えさせてしまった春季リーグ戦。本当に悔しい思いをしました。そして後輩たちにも苦しい思いをさせてしまいました。今まで先輩方が必死に積み上げてきたものを、自分たちの代で無くしてしまいました。
 春季リーグ戦で負けてからのこの1年間、勝つことが当たり前なのではなく、どんなチームに対しても挑戦者であるという気持ちで戦ってきました。ですから、秋季リーグで全勝優勝できた時は、本当に嬉しい気持ちとほっとした気持ちがありました。
 この1年間を通して、キャプテンとして人の上に立つという経験は、私自身の成長になり、今後にも活かしていけるものであると感じています。あることをやろうとする時、そのやり方はたくさんあります。自分が「こうだ!」と思ったやり方の中で、それを自分のものにしていく面白さや、自分が成長できるという楽しさを感じることが大切であるということも学びました。
 最上級生として、情けない姿しか見せられなかった私たちが後輩たちに残せたものは、本当に少なかったと思います。しかし、私たちの思いや気持ちが少しでも後輩たちに伝わっていてくれたら嬉しいです。今年1年、一緒に戦ってくれた後輩たち、本当に本当にありがとう。
 来年から新しいチームを作っていく後輩たちには、もう少し力を抜いて、のびのびとバレーボールを楽しんでほしいと思います。そして、全員の良いところが合わさったチームになってほしいです。
 全日本選手権大会をベスト16という結果で終了し引退した今、私は広島大学でバレーボールができたことを幸せに思います。
 今まで応援してくださった方々、OBの方々、そして私たちをずっと支えてくださった橋原先生、長谷川さん、河村さんご一家、先輩方、後輩たち、そして20のみんなに心から感謝しています。
 これからも広大バレー部のご活躍を期待しています。

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