コートの仲間第23号 OBからの一言


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近況報告
22期 原田 珠江
 昨年の今頃は、「あと数カ月でひとくぎりの定年退職。何だか信じられない。早いものだなあ。」と思っていたのに、気がつけば退職して8カ月余。あっという間に過ぎてしまいました。今年度も、再任用として引き続き宇部中央高校に勤務しています。
 毎年12月に“コートの仲間”を手にするたびに、この部誌を作り送ってくださるバレー部の皆さんのご苦労に感謝するとともに、自分の学生時代を思い出します。(それなのに原稿遅くなりすみません)
 1971年(S46)1,31 部員の親睦をはかり、かつ福山と千田の結合を強めるために部誌の編集を計画し“どんぐり創刊号”(コートの仲間の前身の勝栗の前身)が発刊されました。まずは、毎月月末に発行し軌道にのったら年1回の部誌の発行にまで高めていきたい(文責 新各さん)というのが当時の夢でした。残念ながら4月発行の4号で途絶えてしまいました。
 帰福した大学2年の11月に“勝栗1号”。その表紙には、「団栗の意志を引継いで、いささかでも部の発展の為に力添えできればと思う。」と編集委員二宮君の言葉が書かれています。
 私も勝栗編集に関わらせていただきました。当時は、鉄筆に原紙、ガリ版刷りでした。各大会の分析のもとになるデータは西村先生がベンチで試合の様子をテープレコーダー(B5版より少し小さめ)に吹き込まれ、それをおこしていました。また、今では、考えられないくらいに大きなビデオ一式を持って移動したものです。
 さて、話は変わりますが、私の新しい楽しみの1つがバレー女子会(橋原君いわく)です。定年を機にしばらく会っていなかった同級生との再会。
 1回目は、広島の美術館めぐり。2回目は、10月の中間考査中に宮島へ行きました。船で渡りロープウェイで展望台へ。弥山の頂上へもアタック。10日前は、動きすぎて膝を痛め松葉杖だったので心配しましたが、頂上をみると行きたい!という思いがムクムクとわいてきました。山道を歩いていると、福山で妙見の階段や山道をかけあがったことをなつかしく思い出しました。走ったといえば、フェニックス駅伝もなつかしい思い出です。スギ、ハシ、カヨ、私の1年生4人で千田バレー部として出場。海田〜広大千田間を試走して本番に臨み、何とか女子の部2位で帰ってきました。よく走ったものです。
 弥山の頂上から眺めた四方の海・島々の景色はとてもすてきで心が洗われました。今度は、今回参加できなかったシノやカヨ(小全、山縣香代子)も交えて、会う予定です。
 最後になりましたが、広大バレー部のOB、OG、現役の皆様のますますのご健勝とご活躍を心より祈っています。
 そして、現役生と先輩とをつなぐ架け橋となる部誌“コートの仲間”これからもよろしく。楽しみにしています。

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