コートの仲間第24号 総評


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<下半期女子>
 上半期の課題を克服するために、夏休みに九州のサマーキャンプに参加するなど、個々のレベルアップをはかった。下半期最初の試合、中国五大学は島根県で行われた。今回の大会では、様々なパターンを試し、普段試合に出ることの少ないメンバーも出場することができた。それぞれがコートの中で自分の力を発揮し、全試合ストレート勝ちで優勝を収めた。
 岡山県で行われた天皇杯・皇后杯中国ブロック予選の1回戦は下関短期大学付属高校と対戦し、ストレートで勝利した。準決勝の岡山理科大学付属高等学校戦では序盤からサーブで攻められ、コンビを組むことができず単調な攻撃になってしまった。サーブで攻めて追いつくことができたが、気持ちで相手を上回ることができず敗退した。個人の技術はあるが、チーム力の無さに気付かされ、一人一人が自分自身の役割を見つめ直すことができた大会となった。
 森本と中川が教育実習のため、全員が揃わない日もあったが、優勝を目標に掲げ、秋リーグを迎えた。1週目の環太平洋大学戦では一人一人気持ちのこもったプレーなどが多くみられたが、細かいミスが穴となり、フルセットで敗れた。この敗戦で、優勝するには1セットも落とせないという状況となったが2週目、3週目に向けてもう一度自分たちを見つめ直し、全員の気持ちがまとまり最終週を迎えた。広島文化学園大学戦では、序盤でサーブが走り相手を崩すことができていたにも関わらず、相手の粘りに崩される場面もあった。しかし、ブロックやコンビなどが上手く機能し、優勝することができた。
 広島県学生バレーボール大会では決勝で広島文化学園大学に敗れ、優勝を逃してしまった。相手のペースに流されてしまい、自分たちで立て直すことができず、自分たちの弱さが出た試合となった。
 そして今年度最後の大会となる全日本選手権大会が大阪で行われた。今年度から男女別開催となり、女子のグループ戦はなく、トーナメント戦となった。1回戦は京都産業大学と対戦した。序盤は緊張が見られたものの、一人一人の思い切ったプレーから緊張がほぐれ、サービスエースやブロックポイントを重ねることができ、ストレートで勝利を収めた。続く2回戦の園田学園女子大学との試合では、第1セットは相手のスピードに対応することができないままセットを落としてしまったが、第2セットからブロックとレシーブの関係を修正することができ、勝利した。ベスト8を賭けた3回戦は福岡大学と対戦した。センター陣のブロックで相手の高さのある攻撃を封じ、抜けたボールに対してもねばり強くレシーブをし、攻撃につなげることができ勝利した。そして初のベスト4を賭けた準々決勝は中京大学と対戦した。この試合から特設コートで行われた。特設コートということもあり、序盤緊張したプレーが見られ、相手のサーブや速い攻撃に押され第1セットを落とした。続く第2、3セットでは、粘りあるレシーブや繋ぎから攻撃を組み立て攻めることができたが、相手のサーブで崩されリズムを作れず、敗退した。この試合で平成22年度入学生の森本、池上、池浦は引退することとなった。この1年間は自分自身を見つめ直し、一人一人がチームに貢献する仕方を考えた1年だった。また来年は、2年連続でベスト8入りに導いてくださった先輩方の思いや伝統を大切にし、さらに上を目指して一生懸命練習に励みたい。

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