コートの仲間第25号 広大ニュース


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第19回もみじ杯小学生バレーボール大会
4年 中川 沙紀
 今年で19回を数えるもみじ杯小学生バレーボール大会を11月3日に開催し、女子19チーム、男子6チーム、計25チームの参加をいただき、無事に終了することができたことをうれしく思い、ここに報告させて頂きます。
 この大会は平成5年5月7日に飲酒事故で亡くなられた浅野哲史さんのバレーに対する情熱と意志を継いで始まり、今年で19回目を迎えることとなりました。現在では東広島市の小学生バレーボール大会の一つとして大きく定着しています。私たちはこのもみじ杯を通して、命の尊さ・大切さをもう一度考え直すとともに、二度と同じようなことを繰り返さないように伝えていかなければならないと思います。また、大会理念であるジュニアのバレーボールの発展や地元地域との親睦を見据えた活動、バレーボールを通しての人間形成を掲げており、私たち広島大学バレーボール部はその趣旨を忘れず、一人一人が責任を持ってもみじ杯を運営していきたいと思います。
 小学生のファイト溢れるプレーや、ボールを一生懸命追いかける姿、白熱したラリーは観ている人に感動を与え、バレーボールという競技の素晴らしさを改めて実感することができました。また、昨年とは見違えるほど体格もプレーも成長している小学生の姿をみることができ、もみじ杯の一つの魅力だと感じました。
 しかし、運営においてはやはり改善すべき点もあり、今後の大会運営に課題が残るものとなりました。今年度の責任者として来年度の大会がよりよいものとなるよう次期責任者を精一杯サポートし、もみじ杯のますますの発展のために努力して参ります。
 最後になりましたが、この大会を開催、運営するにあたって、東広島市バレーボール協会の丸山先生をはじめ、東広島小学生バレーボール連盟、ご協力・ご指導いただいた全ての方々、協賛していただいた、ミズノ株式会社、スポーツ科学センターの皆様に深くお礼申し上げます。この大会を通し、昨年に引き続き責任者として大会の運営に携わらせていただきましたが、企画,運営の難しさや、今までこの大会に多くの人が関わり、努力や苦労されてきたことを再び実感することができ、本当にかけがえのない経験をさせていただきました。私たちはこれからもこのもみじ杯が行われる意義をしっかりと考え、伝えていくとともに、積極的に取り組んでいきたいと思います。

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