現在、私は広島市安芸区スポーツセンターに勤務しており、今年度で4年目を迎えています。
また、バレーでは、一般財団法人広島県バレーボール協会審判委員長として、各大会の運営に協力しています。
大学を卒業したのが1990(平成2)年で、当時、広島はアジア競技大会(1994年)・ひろしま国体(1996年)を控えており、審判員の確保が課題でした。そのため、卒業後、すぐに私も審判活動をすることとなりました。
そののち、A級審判員を経て、2004年に国際審判員の試験を受講し、現在に至っています。
最近は、現役審判員としての活動は少なくなり、広島県内の審判員と一緒にいろいろな大会を運営していることが多くなっています。先日(11月14日〜17日)も9人制の全国大会を終えたばかりです。
バレーの大会運営は、審判員だけで出来るものではありません。総務・競技の役員と協力しながらやっていくものです。全国大会や国際大会等の大規模大会では、協会役員では足りないため、高校生・大学生にも協力していただき運営していきます。ここでは、様々な職種の人が集まり、高齢者から学生までが一緒に大会を築きあげていくこととなります。私たち協会役員からみれば、普段、協会の運営に関わっていない方や学生さんたちが手伝ったことに満足して帰ってもらうためには、どうしたらいいか常に考えます。一方、学生さんからすれば、さまざまな考え方を持った大人たちと一緒に仕事をするということはとても貴重な体験ではないかと思います。
2020年に開催される東京オリンピックに向けて、東京のみならず各地方でもスポーツが盛り上がってきています。広島県のバレー界でもインドアバレーに加え、2年後国体正式種目になりますビーチバレーをもっと強化しようという動きが出てきました。
現役のみなさんにも、この状況下のもとぜひ頑張ってもらいたいものです。チームの強化はもとより大会運営においても、広大バレー部の存在が欠かせないものになってもらえたら、皆さんに対する応援も、より大きなものになってくることでしょう。
おわりに、橋原先生・和泉先生をはじめ、現役生の皆様のご活躍と、広大バレー部がますます発展していきますことをお祈りしています。 |