コートの仲間第25号 OBからの一言


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長崎がんばらんば国体・長崎がんばらんば大会
56期 音丸 龍一郎
 「本県 総合優勝確定」「バレー成年男子初V」「Vリーグ豊田合成(愛知)に3−2」と、平成26年10月22日(水)の長崎新聞の紙面を大きく飾ることとなった第69回国民体育大会(長崎がんばらんば国体)。平成26年10月12日から22日にかけて開催した長崎がんばらんば国体は、バレーボール競技(成年男子)において長崎県が初優勝を果たしたこともあって、長崎県が天皇杯を獲得しました。
 また、平成26年11月1日から3日にかけて開催した第14回全国障害者スポーツ大会(長崎がんばらんば大会)では、障がいのある選手が自分の持っている能力を最大限発揮され、長崎県選手団は計135個のメダルを獲得し、大会新記録も樹立されました。
 私は、昨年の4月に佐世保市役所に採用され、佐世保市国体推進室に配属となり、長崎がんばらんば国体バレーボール(少年女子)と長崎がんばらんば大会バレーボール(精神障害者の部)を担当することとなりました。
 「君の夢 はばたけ今 ながさきから」のスローガンのもと、佐世保市で両大会を開催するにあたり、私たちは、「市民総参加」「おもてなしの心」「佐世保市の魅力発信」「競技力向上・スポーツの振興」「選手が持てる力を発揮できる大会」を目標に様々な取組みを実施し、多くの方々にご協力をいただきました。そのおかげで、両大会ともに素晴らしい競技会運営を行うことができました。この場をお借りして両大会を支えてくださった関係者の皆様に感謝を申し上げるとともに、本誌をお読みになる方に、両大会に関わった方々の頑張りを少しでもお伝えできれば幸いです。
 今大会を終えて、多くの来場者から「佐世保は温かい。」「スタッフの方の対応がとても丁寧。」といったお褒めの言葉が数多く耳に入ってきました。競技会場でボランティアとして従事された方々だけでなく、各企業や団体が協力し、たくさんの方が全国からお越しになった皆様に対し「おもてなしの心」で応対した結果だと思います。広大OGで私の同期でもある林先生もチームを連れて会場に来ていましたが、「佐世保の人たちはみんな温かいね。」と言われ、とても嬉しく思いました。
 競技運営では、バレーボール協会の皆様をはじめ、競技役員・審判員として従事された各学校の先生方や競技補助員として協力いただいた市内高等学校のバレーボール部の皆様にも、一生懸命サポートしていただきました。自分の練習や大会があるにも関わらず何回も研修を重ねた結果、大会本番では素晴らしい大会運営をなされました。和歌山県の視察員(2015年は和歌山県で国体と大会が開催)の方から「佐世保の競技運営は非常にレベルが高くて、和歌山ではできない。」と言われましたし、審判副委員長からは「佐世保の競技補助員(高校生)のレベルならVリーグの補助員もできる。」とも言われました。本当に皆様に一生懸命従事していただいたおかげです。
 また、大会の準備段階においては、両大会を盛り上げるために、応援メッセージを書いた各都道府県ののぼり旗や応援旗を作成したり、選手が食べるお弁当のメニューを考えたり、手作りで佐世保のマップを作ったりといった様々な取組みに市民の皆様にはご協力いただきました。手間暇かけて作った手作りの作品は、どれも大会を盛り上げてくれたことと思います。
 そうした協力の中で開催した今大会が長崎県天皇杯獲得という最高の形で幕を閉じ、私にとっても、大変胸に残る大会となりました。関係者の皆様、本当にありがとうございました。
 最後となりますが、今回、このような機会をいただきありがとうございました。現役生の活躍は、ホームページで拝見しています。なかなか広島に行く機会もなく、応援にも行けておりませんが、長崎から応援しています。これからもがんばってください。

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