コートの仲間第26号 支部ニュース


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<山口県支部だより>
28期 内田 逸夫
 同窓の皆様、大変ご無沙汰しております。何度も原稿の依頼を受けながらも役目を果たさず、今日に至ってしまい申し訳ありません。先日、長崎の哲(井上)より本年度の「九州GOGO坂手会」(28期同期会)の案内があり、改めて学生時代のことを懐かしく思い出しました。卒業以来、哲とは一度も会っていないのですが、いつもの様に普通に連絡ができるのは広大バレー部同窓会のお蔭です。また、今年の五大学の会場は山口大学でした。山大バレー部の部長は私と同期の海野教授(大学時代はサッカー部)です。バレーを観戦しながら、学生時代の思い出や同窓生の近況を話して盛り上がりました。
 ところで、私ですが、本校(防府商工高校)での勤務も11年目を迎えました。5人の体育教員の中、私を除けば皆30歳代ですが、私が病気もせず体力も衰えず元気良過ぎて皆を困らせています。いつも、残り少ない教員生活を如何に過ごそうかと考えながらも、気が付けばいつもと変わらない毎日を送っているばかりです。
 本校に来て初めて保健主事(主任)という役を受けましたが、いつの間にか11年間も続けています。今までの生徒指導中心の仕事から、「学校保健・保健衛生」という殆ど未知の分野に足を踏み入れてみると、我々体育の教員にとって専門としなければならない重要な分野であることに気付きました。長くやっているお蔭で、山口県会長を7年、中国地区会長を2年務めてさせていただき、いろいろとブロック大会・全国大会に参加しますが、同窓生にはなかなか会えないのが残念です。
 審判活動は2011年の山口国体の前に引退しました。大阪の伊藤博之先生や田野昭彦先生をはじめ、全国の同窓の方々には本当にお世話になり、ありがとうございました。来年のインターハイ山口大会では、接待係?の予定です。現在は、後輩審判の育成・指導(いじめ?)に努めております。ルールの知識やプレーを見る目が衰えないようにと、中国地区の大会にはできるだけ顔を出すようにしていますが、岡山の織本や室からは邪魔者扱いされ、島根の伊藤から呆れられています。(まだまだ現役の気分が捨てきれず、今年の五大学や秋の中国リーグでは審判もしました。)
 部活動も相変わらず男子バレー部ですが、部員不足・経験者不足に四苦八苦しながらも、どうにかベスト8からは落ちないように頑張らせているところです。(来年のインターハイ山口大会では、ラインジャッジで参加予定です。)
 以下に、山口県支部の同窓生からの近況報告を伝えます。

○原田 珠江(22期)
 早いもので再任用も4年。引き続き宇部中央高校勤務でなんと、通算16年です。初心者も多く、決して強いとは言えないバレー部ですが、「意識はエネルギー、なりたい自分を目指して日々努力」をモットーに、日々練習に励んでいます。苦手だったダンスも好きになり、音楽の編集も動きもすべて自分たちで創る作品がどんなになるか、楽しみです。毎日、生徒たちや周りの人たちから元気を貰っています。

○古田 真一(29期)
 皆様ご無沙汰しております。29期の古田真一です。今年は懐かしい再会がありました。
 卒業後、山口県宇部市の企業に就職、産業機械の事業に携わり、毎日、目まぐるしくさまざまな事象が起きるなか、これまで元気に32年間過ごしております。この間、バレーボールとは縁遠い生活をしており、スポーツといえば会社が推奨したゴルフの奥深さにはまり、年間30数ラウンド楽しんでおります。(バレーボールよりも難易度は高いのではと思っております)
 バレーボールとは長い間無縁の会社生活でしたが、今年4月より宇部市バレーボール協会の会長を務めることになりました。宇部市バレーボール協会は、来年で70周年を迎えます。宇部市は学校指導者及び企業関係者が共に、バレーボールの普及・強化の推進者となり、これまで高校男子・女子とも全国優勝、また実業団女子、ママさんバレーも全国準優勝を経験しております。(30数年前の入社面接でお会いした当社の役員も当時の協会長及び中国大学バレーボール連盟の顧問であったため、入社面接の際、バレーボールの話題になり、当時より企業関係者が熱心であったと記憶しております。)
 学校指導者の方たちと親睦を深めることも会長の主要な業務となっており、嫌いではない夜の懇親会でもお付き合いいただいております。このような機会が増えた中、今年のインターハイ予選の際、防府商工高校の内田先生と高体連の大下委員長に30数年ぶりに再会いたしました。また、来年は山口県で全国高校総体が開催されることになり、その研修会に国際審判員の田野昭彦先生が日本バレーボール協会の視察で宇部までお越しになり、これも30数年ぶりの懐かしい再会となったわけです。また更に今年、滋賀県甲西高校の井上次雄校長がテレビ朝日系列の「ナニコレ珍百景」にTV出演され、今年は広大バレー部時代の4名の方の懐かしいお顔を拝見できた次第です。皆さん良い顔されておりました。
 広大バレー部の時代でも、会社生活でもこの人との出会いがあったから次の展開があるということを最近強く実感しています。吉田さんがコートの仲間25号で書かれた「人と人とつながる心地よさ」をこれからも少しでも多く実感したいものです。
 来年の全国高校総体、出張、観光等で山口県にお越しの際には、是非声を掛けていただきたく、おいしい海の幸で一杯やりましょう。もちろんゴルフのお相手でも大歓迎です。ホームコースの宇部72CC(今年、新垣比菜さんが当CCで開催された高校ゴルフ選手権で優勝)をご案内します。
 では、今後益々の広大バレー部のご発展と皆様のご健勝を祈念いたします。

○大下 浩司(32期)
 現在、山口県高体連バレーボール専門委員長として県のお世話を始めて13年が過ぎました。来年、山口県で全国高校総体男女バレーボール競技が開催されます。そのために、防府高校に勤務しながら、週3回山口市・防府市役所に出向して大会準備にあたっています。東京都、大阪市の後に、田舎県での開催で不便をお掛けしますが、精一杯おもてなしいたしますので、OB・OGの皆さん、監督・コーチとして是非チームを山口県に連れて来てください。お待ちしています。
 
○周山 泰之(36期)
 岩国商業高校定時制に勤務して4年目になります。3年前に病気で手術をし、人生初の病休も経験しましたが、現在では普通の生活に何ら支障がないまで回復しております。今年、50歳を迎え、残りの教員生活をどう過ごしていくか考える今日この頃です。全日制の学校と違い定時制では様々な経験をすることができます。もう少しこの環境で頑張ってみようかと思います。

○吉賀 淳一朗(45期)
 平成20年、山口中央高校(平成10年まで女子高校)に赴任して8年目を迎えました。ここのところビッグイベント目白押しの山口県。平成23年開催の山口国体(橋原先生そして当時女子部選手の皆さん、成年女子チームが大変お世話になりました。ありがとうございました。)を皮切りに、今年は「世界スカウトジャンボリー」に「ねんりんピック山口大会」開催。そしてそして、来年の平成28年、インターハイバレーボール競技(男子・女子)が、ここ山口市・防府市・宇部市で開催されます。「世界遺産」登録で脚光を浴びる萩の町並みや、絶品海の幸、来年の夏は「おいでませ、山口へ」。

○高橋 正和(55期)
 高川学園に赴任して7年目になりました。今年も北海道で開催された全国中学校体育大会に出場させて頂き、優勝した石川県の光野中学校に23点で負けました。大型チームで、光野中学校とも数多く練習ゲームをこなしていただけに残念でしたが、生徒たちはよく頑張りました。
 現在は、JOC杯都道府県対抗中学バレーの山口県のスタッフとして活動しています。大会や合宿では、多くの先輩方にお世話になります。宜しくお願いいたします。
 さて、私生活では一昨年結婚し、父親にもなりました。娘とはあまり顔を合わす機会がありませんが、スマホのテレビ電話のお蔭で、私のことをきちんと「パパ」と認識してくれます。学校現場等では大変問題になっているLINEですが、私はとても感謝しています。

○中川 沙紀(63期)
 私はこの4月に広島大学を卒業し、現在は山口県で中学校の保健体育の非常勤講師をしています。学校現場は毎日のように様々なことが起こりますが、生徒と関わりを持つ中で充実した日々を送ることができています。部活動でも女子バレーボール部の副顧問として携わり、生徒の成長を間近で感じながら、私自身も多くのことを学ぶことができています。これからも学ぶことを忘れず、理想の教師像に近づけるよう、頑張りたいと思います。

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